年中行事は大事です
私の小さい頃は、普通の家だったのか?
少し貧乏だったのか?親が倹約家だったのか?
年中行事はお彼岸とお盆のお墓参りと正月ぐらいしか記憶にない。
たまに日帰りで出かける事があるのは夏休みに多分会社で入場券が手に入る遊園地が唯一の行事だった。
だからなのか、元の性格がミーハーなのか、結婚してからは、ちょっとした行事は絶対に行なっている。
流石に結婚記念日とかは行なっていないが、家族の誕生日は必ず名前入りケーキと本人の好きなものを用意しお祝いする。
お正月は必ず神社には行くし、節分は海苔巻丸齧りと豆まき、桃の節句は女の子が居ないにも関わらず菱餅とちらし寿司、彼岸はぼた餅で、(食べるものばっか)
子供が男の子だったので端午の節句でも兜と鯉のぼりは立てて祝うし、七夕は笹を必ずかって願い事を書くし、お盆は盆祭り、中秋の名月はお月見するし
もちろん冬至にはカボチャの煮物は食卓に添えて柚子湯。柚子の香りがお風呂の中で香ってなんだか身体がホカホカするような気がする。
子供が小さいときは「このみかん食べれるの」と毎年聞かれてたのも思い出す。
年中行事はその時々の思い出が蘇りとても幸せな気分になる。
子供たちの家族はどうしてるのか?
今はあまり気にしない様だし、口出すのも嫌なので、ラインでも柚子湯の写真を送ったら、柚子の入浴剤の写真が送られてきた。
今どきだな〜。なんて思ってちょっと笑ってしまう。
まあ子どもの家族もこれから色々思い出を作って行くのだから自分の価値観を押し付け無い様にしないとね。
冬至は一番日が短くなる時なので、これからは少しずつ日暮れが遅くなってくる。
少しづつ明るくなるというのは、
毎年の事だけれども先行きが明るくなる気がする。
年中行事はそう言った意味での楽しい未来を想像出来るために行う様な気がしているので
私の中では季節を感じると同じ様に大事な事なのだ。
関係ないと思う人もいると思うが一つ一つに意味があって願いが込められている様な気がします。
古い考え方なのかも知れないが、この風習がなくならない様に。新しい考え方の中にも残りますようにと願っている。